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さてさて準決勝も終わり残すところは決勝のみですが、いくつか予想外は発生していると言えましょう
ポルトガル×スペインですが、結果だけで言えば順当と言ったところではあるものの試合内容で見ればまさかの展開と言えます。 ほぼポルトガルが押し込んでるんですよね。 正直タレントの差は著しいと思いましたけれど、EURO序盤の記事でも言いましたがスペインはもともと守備が甘い。 カシージャスが現状世界最高のGKである部分に頼ってる面が強く、セルヒオ・ラモスは結構簡単にファールする傾向もあるしピケはスピードに欠ける。 また守備力としては不安はあるもののプジョルがいないのは劣勢に立つとかなり痛い。 いざという時にチームを鼓舞し牽引するキャプテンシーはプジョルが一番だと思うのでね。 ここらがあるのか結構攻められていたように見えます。 またなんだかんだ決勝まで来ているもののFW不在。 少々きつく言うとビジャがいないとFWいないのかと言わざるを得ない感じです。 結構FW連れてきてるのにね・・・。 中盤のタレントの厚みは他の追随を許さないほどではあるものの、やはりFWが決め手にならないサッカーは弱いです。 が、これは皮肉にもポルトガルにも言えることだったかもしれません。 C・ロナウドはWGですよねー・・・
最終的にPK戦にもつれこんでスペインが勝ったわけですが、PK戦は基本的に運です。 強い弱いとか上手い下手はありません。 ・・・が、運とは言え、GKには差がありPKに至る時点でポルトガルの負けとも言えるのではないでしょうかね
FIFAランク順当に決勝まで上がってきたものの、ここ数試合スペインはパフォーマンスが著しく悪いです。 日程による疲れはありましょうが、このペースでは危なっかしいですね
さて、もう片方の準決勝。 ドイツ×イタリア。 誰がどう見てもドイツ有利です。 序盤の評でも書きましたが、現在のドイツ代表は全てのポジションでレベルが高く、ここまでスタメンを適度に入れ替えしつつ中5日、休養も十分で平均年齢も若い。 対してイタリアはFWが不安定、能力はあるけれどムラもあり出来不出来が激しいんですよね。 中盤はそれなりに層があるものの、キーとなるのはもう何年もピルロ。 衰えた、なんて言うつもりはありませんがさすがに年なのも事実、同様に長らく世界最高のGKであったブッフォンも年でカシージャスに抜かれてしまった感は否めません。 挙句に中3日。 高齢ぎみなイタリアの方が休憩日が少なく、スタメンはほぼ固定で疲労もかなり積み重なっています。 よほどのことがなければドイツの勝ちと見るのは極めてふつうのことでしょう。
ところがそのよほどのことが隠れていました。 ピッチという大いなる罠、と言っていいのでしょうか。 選手を見ている限りだと踏ん張りがきかない感じだったのでしょうかね。 滑る選手が多く切り替えしがかなり困難にうつりました。 足首への負担も大きかったと思われますが、それでも序盤は戦前の予想通りドイツが押し込みます。 また以前のブッフォンならキャッチしてたのでは? と思わせるプレーもあり、これはやはりドイツかと思っていたのですが・・・。 キレてる時は止められないカッサーノを久しぶりに見た、という感じの先制でしたね。 決めたのはバロテッリですがほぼカッサーノの得点と言っていいでしょう。 囲まれてる中を巧みにキープしスペースの無い状態でベストのクロス、あれはドイツの守備もGKもレベルは高いですがどうにもなりませんね。 ただこの時点ではまだドイツ有利は揺るぎませんでした。 1点ビハインドと言ってもやはり総合ではドイツの方が上。 ただ気になっていた点がありました。 右サイドをなぜミュラー先発にしなかったのか。 温存だったのかなー・・・? どうも右サイドの攻撃に物足りなさが見えていましたね。 もう一つはカッサーノ。 ピルロを潰す作戦はうまくハマっていたと思うのですが、カッサーノが全然抑えられてなくカッサーノにボールが行くとスリリングでしたね
そうこうする内に見事なカウンターからのイタリア追加点。 前半2-0という内容に、あれ・・・? これドイツマズいのでは・・・? という空気が高まります。 今大会アグレッシブな攻撃サッカーを展開しているとは言え、守備の堅さ上手さでは定評のあるイタリアです、2点ビハインドはさすがにきつい。 で、後半なのですが、あからさまにドイツの動きが悪い。 エジルは消えてましたよね。 ボールを触ってもこれだというプレーができないというか。 やはりピッチの問題なのかドイツの攻撃にダッシュがないんですよね。 このためイタリア側としてはきっちりマークして守備ですので失点の予感すらなかったですね。 またイタリアの守備ですがえらいコンパクトでしたね。 サイド突破は比較的自由にさせていたように見えました。 その分ゴール前を密度高く守備しているため、ドイツが攻めどころを見失っている感じでした。 ドイツの状態はグループリーグのイングランド×フランスのフランスのようになっていましたね。 もっともこれはイタリアのうまさを褒めるべきかもしれません。 イングランドのようにただ閉じこもっていたわけではなく、経験によるうまい守備であったことは見ればわかるほど違いがあります
少々残念なのはイタリアは後半開始の時点でいつものイタリアになっていましたね。 今大会からのアグレッシブなサッカーはなりをひそめ、2-0のままあわよくばとどめの3点目を入れようというサッカーでした。 カウンターチャンスであっても抑えて時間を使う、という様子が随所に見えていましたね。 ま、こうなるとドイツは相当きつい。 これに加えてきびしかったのがピッチ状況でしょう。 ドリブルや切り替えし、ダッシュがしづらかったのかな。 それらが全くなくなるんですよね。 これではあのイタリアから点を取るのは困難すぎます
かろうじてロスタイムにPKを取り2-1。 ちなみに最後のプレーは誰が見てもミスですよね。 どう考えても時間がないのになんで直接放り込まなかったのか。 まぁ入れたら同点になったかと言われれば、無理だったろうと答えますけどねー。 なんでしょうね、切ないほどにエジルがフランスのリベリー状態でしたね・・・物足りなかったというか・・・
というわけで決勝はスペイン×イタリア。 まさかのグループリーグ再戦というカードです。 私的に今大会ベストゲームだったスペイン×イタリア再びってところですが、流れ的にはイタリアはいいノリかもしれません。 逆にスペインは微妙です。 とは言え、休養はスペインが多く年齢層もスペインの方が若いです。 とは言え今まさにほぼ同じ条件のドイツが落ちた以上それらは参考にならないかもしれません。 どうなることやら・・・
ところで私の優勝予想国ってどこだったか覚えてますか? ええ、そうですドイツですね。 EUROの記事を振り返ると悲しいほどに私が挙げた国が負けてるのはなんでなんですか・・・? 私は災厄ですかそうですか
最終予想をあげようかとも思いましたが、この流れだと応援国が負けそうなのであえて言わないことにしておきますね・・・
はい、そんな感じで!
ポルトガル×スペインですが、結果だけで言えば順当と言ったところではあるものの試合内容で見ればまさかの展開と言えます。 ほぼポルトガルが押し込んでるんですよね。 正直タレントの差は著しいと思いましたけれど、EURO序盤の記事でも言いましたがスペインはもともと守備が甘い。 カシージャスが現状世界最高のGKである部分に頼ってる面が強く、セルヒオ・ラモスは結構簡単にファールする傾向もあるしピケはスピードに欠ける。 また守備力としては不安はあるもののプジョルがいないのは劣勢に立つとかなり痛い。 いざという時にチームを鼓舞し牽引するキャプテンシーはプジョルが一番だと思うのでね。 ここらがあるのか結構攻められていたように見えます。 またなんだかんだ決勝まで来ているもののFW不在。 少々きつく言うとビジャがいないとFWいないのかと言わざるを得ない感じです。 結構FW連れてきてるのにね・・・。 中盤のタレントの厚みは他の追随を許さないほどではあるものの、やはりFWが決め手にならないサッカーは弱いです。 が、これは皮肉にもポルトガルにも言えることだったかもしれません。 C・ロナウドはWGですよねー・・・
最終的にPK戦にもつれこんでスペインが勝ったわけですが、PK戦は基本的に運です。 強い弱いとか上手い下手はありません。 ・・・が、運とは言え、GKには差がありPKに至る時点でポルトガルの負けとも言えるのではないでしょうかね
FIFAランク順当に決勝まで上がってきたものの、ここ数試合スペインはパフォーマンスが著しく悪いです。 日程による疲れはありましょうが、このペースでは危なっかしいですね
さて、もう片方の準決勝。 ドイツ×イタリア。 誰がどう見てもドイツ有利です。 序盤の評でも書きましたが、現在のドイツ代表は全てのポジションでレベルが高く、ここまでスタメンを適度に入れ替えしつつ中5日、休養も十分で平均年齢も若い。 対してイタリアはFWが不安定、能力はあるけれどムラもあり出来不出来が激しいんですよね。 中盤はそれなりに層があるものの、キーとなるのはもう何年もピルロ。 衰えた、なんて言うつもりはありませんがさすがに年なのも事実、同様に長らく世界最高のGKであったブッフォンも年でカシージャスに抜かれてしまった感は否めません。 挙句に中3日。 高齢ぎみなイタリアの方が休憩日が少なく、スタメンはほぼ固定で疲労もかなり積み重なっています。 よほどのことがなければドイツの勝ちと見るのは極めてふつうのことでしょう。
ところがそのよほどのことが隠れていました。 ピッチという大いなる罠、と言っていいのでしょうか。 選手を見ている限りだと踏ん張りがきかない感じだったのでしょうかね。 滑る選手が多く切り替えしがかなり困難にうつりました。 足首への負担も大きかったと思われますが、それでも序盤は戦前の予想通りドイツが押し込みます。 また以前のブッフォンならキャッチしてたのでは? と思わせるプレーもあり、これはやはりドイツかと思っていたのですが・・・。 キレてる時は止められないカッサーノを久しぶりに見た、という感じの先制でしたね。 決めたのはバロテッリですがほぼカッサーノの得点と言っていいでしょう。 囲まれてる中を巧みにキープしスペースの無い状態でベストのクロス、あれはドイツの守備もGKもレベルは高いですがどうにもなりませんね。 ただこの時点ではまだドイツ有利は揺るぎませんでした。 1点ビハインドと言ってもやはり総合ではドイツの方が上。 ただ気になっていた点がありました。 右サイドをなぜミュラー先発にしなかったのか。 温存だったのかなー・・・? どうも右サイドの攻撃に物足りなさが見えていましたね。 もう一つはカッサーノ。 ピルロを潰す作戦はうまくハマっていたと思うのですが、カッサーノが全然抑えられてなくカッサーノにボールが行くとスリリングでしたね
そうこうする内に見事なカウンターからのイタリア追加点。 前半2-0という内容に、あれ・・・? これドイツマズいのでは・・・? という空気が高まります。 今大会アグレッシブな攻撃サッカーを展開しているとは言え、守備の堅さ上手さでは定評のあるイタリアです、2点ビハインドはさすがにきつい。 で、後半なのですが、あからさまにドイツの動きが悪い。 エジルは消えてましたよね。 ボールを触ってもこれだというプレーができないというか。 やはりピッチの問題なのかドイツの攻撃にダッシュがないんですよね。 このためイタリア側としてはきっちりマークして守備ですので失点の予感すらなかったですね。 またイタリアの守備ですがえらいコンパクトでしたね。 サイド突破は比較的自由にさせていたように見えました。 その分ゴール前を密度高く守備しているため、ドイツが攻めどころを見失っている感じでした。 ドイツの状態はグループリーグのイングランド×フランスのフランスのようになっていましたね。 もっともこれはイタリアのうまさを褒めるべきかもしれません。 イングランドのようにただ閉じこもっていたわけではなく、経験によるうまい守備であったことは見ればわかるほど違いがあります
少々残念なのはイタリアは後半開始の時点でいつものイタリアになっていましたね。 今大会からのアグレッシブなサッカーはなりをひそめ、2-0のままあわよくばとどめの3点目を入れようというサッカーでした。 カウンターチャンスであっても抑えて時間を使う、という様子が随所に見えていましたね。 ま、こうなるとドイツは相当きつい。 これに加えてきびしかったのがピッチ状況でしょう。 ドリブルや切り替えし、ダッシュがしづらかったのかな。 それらが全くなくなるんですよね。 これではあのイタリアから点を取るのは困難すぎます
かろうじてロスタイムにPKを取り2-1。 ちなみに最後のプレーは誰が見てもミスですよね。 どう考えても時間がないのになんで直接放り込まなかったのか。 まぁ入れたら同点になったかと言われれば、無理だったろうと答えますけどねー。 なんでしょうね、切ないほどにエジルがフランスのリベリー状態でしたね・・・物足りなかったというか・・・
というわけで決勝はスペイン×イタリア。 まさかのグループリーグ再戦というカードです。 私的に今大会ベストゲームだったスペイン×イタリア再びってところですが、流れ的にはイタリアはいいノリかもしれません。 逆にスペインは微妙です。 とは言え、休養はスペインが多く年齢層もスペインの方が若いです。 とは言え今まさにほぼ同じ条件のドイツが落ちた以上それらは参考にならないかもしれません。 どうなることやら・・・
ところで私の優勝予想国ってどこだったか覚えてますか? ええ、そうですドイツですね。 EUROの記事を振り返ると悲しいほどに私が挙げた国が負けてるのはなんでなんですか・・・? 私は災厄ですかそうですか
最終予想をあげようかとも思いましたが、この流れだと応援国が負けそうなのであえて言わないことにしておきますね・・・
はい、そんな感じで!
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