×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
約1か月? に渡ったEUROが終わりました。 感想なぞ
結果を先に言うと 4-0でスペインの優勝。 FIFAランク1位の名に恥じぬ勝利ですね。 単純に数字で語ると圧勝ですが、必ずしもそうではないと思います
前半立ち上がりはどちらも悪くはなかったかと思います。 イタリアは早めのプレスがうまく効いていてスペインはパスミスも多く苦しんではいました。 けれどそのスペインも徐々につかみ始めてもいました。 ただこの立ち上がりの時点でイタリアとしてはピルロが守備や最後尾でしかボールを持てない点がこの先を予感させていたとも言えます
そんな中でおそらくドイツ戦がかなり原因を占めていると思うのですが、疲労とグラウンド難による負担からかDFが負傷交代。 代わりで出た選手はいい働きをしてはいましたが、こんなところで貴重なカードを奪われたのはイタリアにとっては大きなハンデだったことでしょう
そしてスペインの先制点が生まれるわけですが、あれはイニエスタ→セスク→シルバかな? 上手すぎですな・・・。 あれはまぁしょうがないよね・・・。 次いで2点目。 アルバのトラップが全てというか、もちろんシャビのパスも相当なハイレベルなのですが完璧なトラップでした。 オフサイドにも見えたけど、リプレイではまさにぎりぎりオフサイドではなく・・・よく審判あんなの判断できるな・・・
結果、前半で2-0となり正直イタリアは相当きついな、となります
さてここでテレビでは、イタリアは手の打ちようがなく気力でなんとかするしかない、などと言っていたのですが、少なくとも私はそこまで絶望的には感じていませんでした。 チャンスらしいチャンスをもらえず期待のバロテッリも少々空振り気味ではあったのですが、カッサーノは決して悪くありませんでした。 ここはいまいち機能していないピルロの前3人のいずれかをテコ入れってとこだろう、と。 彼らが2トップと連動、もしくは1本通す、サイドをえぐるなどで状況は変わり得ると思っていたのですが・・・まさかの後半開始でカッサーノ交代、ディナターレIN。 正直ここでイタリアは負けた、と思いました
結果で言うならばディナターレは機能しませんでしたし、結果でなくともカッサーノを下げる選択肢は私には全くなかったので。 確かにシュートもなく一見するとFWが悪いのか、とも思いますがそもそもFWにボールがまとも行ってないことが問題で、ピルロからFWへという中盤3人がただいるだけ、もしくはDF扱いになってることが問題だったのです。 またカッサーノ自体はボールを取られていなかったと思うので、中盤3枚のいずれかがもうちょっと2トップの負担を分散すべきだったと考えます。 余談ですがディナターレは2点ビハインドで気持ちはわかりますが、気がはやりすぎてましたね。 ベテランがあんなにもミスをしていてはダメです
イタリアベンチもしばらくして中盤の難に気づいたようでモッタを投入します。 誰がよかったは結果論なのでともかく、彼が悪かったとは正直判断できません。 それほどすぐに負傷退場してしまいましたね・・・。 不幸だったとしか言いようがないでしょう。 モッタを入れたベンチのせい、とは必ずしも言えません。 負傷直前は真ん中を切り崩そうというシーンでもありました。 けれどこれによって10人対11人、イタリアの息の根が止まったと言えましょう。 手持ちのカードは使い切り、一枚上手の相手に対して1人少なく、状況は2点ビハインド、疲労度も高くこの時点でイタリアメンバーはほぼ士気も萎えてしまったのではないですかね
逆に余裕が出たスペインは今まで、そしてこの試合でも使ってなかったFWをどんどん投入。 そして3点、4点と行くわけですが、どちらももうイタリアの守備に気力が残ってない感じでしたね
スペインの勝因はピルロの潰しにあったと言えます。 ピルロを前に上げさせなかった、このためイタリアが攻撃手段を見失った感が非常に強かったですね。 正直そこ以外は実にいつものスペインでした。 特にこれがよかった、ではなくピルロを潰すことでイタリアの良さを出させず、自分たちは現状世界一の力を見せた、というそういう試合だったのではないでしょうか
数年前であれば、中盤3枚のあたりにトッティという選択肢を持つことでピルロ以外の攻撃展開があったのでしょうが、悲しいかな今のイタリアだとピルロに頼るしかなかったところがコマ不足というところでしょうか。 2年後にはW杯ですよね? ピルロはまだ出るのかしら? ピルロがいなくなったらイタリアはどうすればいいのやら・・・と思わざるを得ないのに対して、スペインは今のメンバーでもまだ行けますよね・・・。 W杯連覇も狙えるのじゃろか
にしてもスペインの先制点は凄かった。 ええ、思わず「うわっ」とか声出ましたからね。 おそらくスペインの選手たちもあれでのったとも思います
ちなみにこの決勝においてはあまり出番のなかったカシージャスですが、世界最高のGKと呼ばれる所以はどこかと言うならば、ぎりぎりまで体を残すことにつきるのではないかと思います。 この大会でも何度か見られたのですが、間合いのつめ方がいいだけでなく体をぎりぎりまで残すことにより、相手がシュートコースを完全に奪われるのですね。 改めて見て、凄いなぁと思ったものです。 あ、もちろん4失点とは言えブッフォンも凄いです。 決勝の4失点はブッフォンのせいはほぼないですからねー。 まぁ2点目か3点目はミスではありませんが触れたら尚凄かったのですがね。 それでもグループリーグでのスペイン戦でトーレスの得点を防いだ2回はさすがはブッフォン、といった感じでした
実質後半がワンサイドゲームになっていて、3点目が入った時点で寝ようと思ったくらいなので必ずしもいい試合とは言えませんが、少なくともW杯決勝よりはいい試合だったかな・・・。 「もし」を語っても仕方がありませんが、モッタの負傷がなければここまでのワンサイドゲームにもなっていないのではないかと思うんですけどねー・・・
いあいあこれまで無敵艦隊(笑)だったスペインが本当に無敵艦隊になるなんて誰が予想できたやら・・・この調子でぜひイニエスタかシャビがバロンドールを手にすることを期待しています・・・が、ポジションや結果で考える限り無理かなー・・・?
はい、そんな感じで!
結果を先に言うと 4-0でスペインの優勝。 FIFAランク1位の名に恥じぬ勝利ですね。 単純に数字で語ると圧勝ですが、必ずしもそうではないと思います
前半立ち上がりはどちらも悪くはなかったかと思います。 イタリアは早めのプレスがうまく効いていてスペインはパスミスも多く苦しんではいました。 けれどそのスペインも徐々につかみ始めてもいました。 ただこの立ち上がりの時点でイタリアとしてはピルロが守備や最後尾でしかボールを持てない点がこの先を予感させていたとも言えます
そんな中でおそらくドイツ戦がかなり原因を占めていると思うのですが、疲労とグラウンド難による負担からかDFが負傷交代。 代わりで出た選手はいい働きをしてはいましたが、こんなところで貴重なカードを奪われたのはイタリアにとっては大きなハンデだったことでしょう
そしてスペインの先制点が生まれるわけですが、あれはイニエスタ→セスク→シルバかな? 上手すぎですな・・・。 あれはまぁしょうがないよね・・・。 次いで2点目。 アルバのトラップが全てというか、もちろんシャビのパスも相当なハイレベルなのですが完璧なトラップでした。 オフサイドにも見えたけど、リプレイではまさにぎりぎりオフサイドではなく・・・よく審判あんなの判断できるな・・・
結果、前半で2-0となり正直イタリアは相当きついな、となります
さてここでテレビでは、イタリアは手の打ちようがなく気力でなんとかするしかない、などと言っていたのですが、少なくとも私はそこまで絶望的には感じていませんでした。 チャンスらしいチャンスをもらえず期待のバロテッリも少々空振り気味ではあったのですが、カッサーノは決して悪くありませんでした。 ここはいまいち機能していないピルロの前3人のいずれかをテコ入れってとこだろう、と。 彼らが2トップと連動、もしくは1本通す、サイドをえぐるなどで状況は変わり得ると思っていたのですが・・・まさかの後半開始でカッサーノ交代、ディナターレIN。 正直ここでイタリアは負けた、と思いました
結果で言うならばディナターレは機能しませんでしたし、結果でなくともカッサーノを下げる選択肢は私には全くなかったので。 確かにシュートもなく一見するとFWが悪いのか、とも思いますがそもそもFWにボールがまとも行ってないことが問題で、ピルロからFWへという中盤3人がただいるだけ、もしくはDF扱いになってることが問題だったのです。 またカッサーノ自体はボールを取られていなかったと思うので、中盤3枚のいずれかがもうちょっと2トップの負担を分散すべきだったと考えます。 余談ですがディナターレは2点ビハインドで気持ちはわかりますが、気がはやりすぎてましたね。 ベテランがあんなにもミスをしていてはダメです
イタリアベンチもしばらくして中盤の難に気づいたようでモッタを投入します。 誰がよかったは結果論なのでともかく、彼が悪かったとは正直判断できません。 それほどすぐに負傷退場してしまいましたね・・・。 不幸だったとしか言いようがないでしょう。 モッタを入れたベンチのせい、とは必ずしも言えません。 負傷直前は真ん中を切り崩そうというシーンでもありました。 けれどこれによって10人対11人、イタリアの息の根が止まったと言えましょう。 手持ちのカードは使い切り、一枚上手の相手に対して1人少なく、状況は2点ビハインド、疲労度も高くこの時点でイタリアメンバーはほぼ士気も萎えてしまったのではないですかね
逆に余裕が出たスペインは今まで、そしてこの試合でも使ってなかったFWをどんどん投入。 そして3点、4点と行くわけですが、どちらももうイタリアの守備に気力が残ってない感じでしたね
スペインの勝因はピルロの潰しにあったと言えます。 ピルロを前に上げさせなかった、このためイタリアが攻撃手段を見失った感が非常に強かったですね。 正直そこ以外は実にいつものスペインでした。 特にこれがよかった、ではなくピルロを潰すことでイタリアの良さを出させず、自分たちは現状世界一の力を見せた、というそういう試合だったのではないでしょうか
数年前であれば、中盤3枚のあたりにトッティという選択肢を持つことでピルロ以外の攻撃展開があったのでしょうが、悲しいかな今のイタリアだとピルロに頼るしかなかったところがコマ不足というところでしょうか。 2年後にはW杯ですよね? ピルロはまだ出るのかしら? ピルロがいなくなったらイタリアはどうすればいいのやら・・・と思わざるを得ないのに対して、スペインは今のメンバーでもまだ行けますよね・・・。 W杯連覇も狙えるのじゃろか
にしてもスペインの先制点は凄かった。 ええ、思わず「うわっ」とか声出ましたからね。 おそらくスペインの選手たちもあれでのったとも思います
ちなみにこの決勝においてはあまり出番のなかったカシージャスですが、世界最高のGKと呼ばれる所以はどこかと言うならば、ぎりぎりまで体を残すことにつきるのではないかと思います。 この大会でも何度か見られたのですが、間合いのつめ方がいいだけでなく体をぎりぎりまで残すことにより、相手がシュートコースを完全に奪われるのですね。 改めて見て、凄いなぁと思ったものです。 あ、もちろん4失点とは言えブッフォンも凄いです。 決勝の4失点はブッフォンのせいはほぼないですからねー。 まぁ2点目か3点目はミスではありませんが触れたら尚凄かったのですがね。 それでもグループリーグでのスペイン戦でトーレスの得点を防いだ2回はさすがはブッフォン、といった感じでした
実質後半がワンサイドゲームになっていて、3点目が入った時点で寝ようと思ったくらいなので必ずしもいい試合とは言えませんが、少なくともW杯決勝よりはいい試合だったかな・・・。 「もし」を語っても仕方がありませんが、モッタの負傷がなければここまでのワンサイドゲームにもなっていないのではないかと思うんですけどねー・・・
いあいあこれまで無敵艦隊(笑)だったスペインが本当に無敵艦隊になるなんて誰が予想できたやら・・・この調子でぜひイニエスタかシャビがバロンドールを手にすることを期待しています・・・が、ポジションや結果で考える限り無理かなー・・・?
はい、そんな感じで!
PR
この記事へのコメント
- <<例年のことですが
- | HOME |
- まさか>>