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やる気はないのでやってみない

毒吐き場。 まともに続ける気は欠片もない。 ある日突然消してるかもしれません。 まあそんな感じ

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なんかもーなんだかもー

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まだ継続でなろう関連なお話になるのですが、先日ゆーきゅーの愚者あずりー~というなろう原作マンガの最新刊5巻を購入したのです。 読んで呆れて捨てることにしました

そこそこおもしろいとは思ってます。 60%くらいの満足度は得られてますが、毎巻毎巻没入感を阻害する不可解な部分があるので純粋に楽しむことができない作品でもありました


これはなろう系全般に言えるのですが、書きたい展開のために不合理な展開を平気でしますけど、読み手の没入感の阻害なのでやめてもらいたい。 まぁ昨今の読者の大半は気づかない読み流ししかいないから平気ってことなのかもしれませんけどね
私も別に完璧に書けとは言いませんが、そもそも第一巻程度の範囲で設定破綻が起きるなんてのは作品として成立してないとしか言い様がない。 多少は読み流しますが、なろう系は本当雑でひどい


細かい部分まで言えばもっとたくさんありますが、各巻のどうしても納得いかなかった点を挙げてみたい

第1巻:助けた兄妹たちの長女と模擬戦闘をするくだり。 幼く拙い女性剣士とは言え、何千年、最低でも直近で80年以上洞窟にこもって研究してた魔道士が同等にやりあえる理由って? ありえないでしょ。 ぶっちゃけ歩くことすら満足にいかないと思いますけどね。 魔法などで身体能力向上してるとかなら納得しますが、してないと明記されてるので素の能力ということになります
これ後に学生になってからも同じこと思うのですが、なんで彼は近接戦闘能力があるのですかね? 全然意味わからない

第2巻:学校の事務・受付・案内をしてる女性が担任になるという。 アホか、どんだけ人いないんだ。 そんなことしたら事務・受付がいなくなるじゃないか
ここで一番言いたいのはこの人になんでここで会わなければいけなかったのか、の合理的理由が無いことだ。 担任になる人に担任になる前に会っておかなければいけなかった理由がなさ過ぎる

第3巻:ストアルームの説明。 脳内に入れた物の情報が流れ込み 必要なものを選び取り出す。 ダイナマイトは手間取ったが、そういう時もたまにある。 などと書いてますがなんでそういう時がたまにあるわけ? 説明通りならおかしくない? 手間取らないようになってるものが手間取るって相当おかしいと思うんだけどね。 ちなみにスムーズに取り出せたことが5巻までで一度も無い
また2巻のところで触れなかったけど、上記のダイナマイト。 キメラを爆散するほどの威力のものを返り血をあびる距離で使って無事ってどういうことですかね

第4巻:弟子の契約書改ざんのくだり。 これもうね、何言ってるのかわからない。 いきおいでごまかしてるだけじゃないの? なんで魔法痕跡が無いから逆に見破れた、なの?
まぁあと絡んでくる3人ね。 これなんで3人必要なの? 暫定代表の彼はわかるとして、他2人の存在意味も行動理由も全然わからない。 他2人は名前だけでバックボーン無いのでなんで絡んでこれるのかわからない。 3対1だけど軽々あしらう主人公スゲーがしたいためかと思ったら、1人は何もしないで気絶なので実質2対1だから一人確実にいらない。 挙句に気絶した1人を主人公が運ぶ。 なんで?? 主人公を保健室の凄腕先生とやらに会わせたいからです。 やりたい展開のためにどんな不合理も押し通すとかバカげてる

第5巻:六法士の一人との共同戦闘の際に魔術を使って秘密にしてくれのくだり。 秘密にしてほしいならそもそもなんで魔術を使う? これもおかしいけど、もっとおかしいのがその後アイリーン含むその他大勢の前でさらに魔術を使う。 さっき秘密にしてくれって言ってたのは誰に秘密にして欲しかったの?? マジで意味わからん
あと酸の方もわけわからない。 スピナクルザウルスとポチの胃酸と最初に言ってて、次に前述にプラスして塩こしょうを少々と言ってて、最後にケーキを作ってた。 卵・牛乳・小麦粉・砂糖、それになんかの液体だそうな。 もう言ってること意味わからない。 1から2は塩こしょうがプラスされただけだからわかりますよ? 3で全然別の物になってるのはなぜ??


相当絞ってこれです。 つまり実際はもっとたくさん読みながら「はぁ?」ってなってるわけです。 こんなん楽しめるわけないじゃないか

けれど呆れたのはこれらでは無い。 問題は5巻の作者後書きだ。 「ここまでで原作1巻分。 キリがいいからここで終わるという話もあったけど、購読の皆様のおかげでまだ続く」とあって、これを見てこんなもの読んでてもしょうがないとしみじみ思いました。

ここで仮に終わっていたら、キャラ名が必要だったのは主人公とその使い魔とアイリーンだけなんです。 他はその場しか出番が無いから名前なんていらないんですよ。 5巻まででネタ振りしかしておらず回収0です。 回収の見込みすら0です
原作は14巻完結だったかな? 単純計算だとあと65巻で完結となりますが、100%ありえないので伏線回収の見込みが無いからもう読まないということです


いあ本当に呆れたんですよね。 ここで終わる可能性があったことに。 嘘だろ、と

今ざっと見直しましたが、最低でも23のネタ振りがあって、これの目処は全て立ってません。 なんでこの状態で終わる可能性があるわけ? おっとろしーわ。 起承転結の起だけですよ? そこそこ売れてるから続く、ってことは売れなくなったら終わるわけです。 別に原作がヒットしてるわけでもなし、マンガもヒットしてるわけでもない。 なので伏線回収の見込みが100%無いと言いました。 大ヒットすれば続くでしょうが大ヒットする可能性はありません


でもまぁ、これがなろう原作マンガの実態とも言えます。 こんなものです。 購読する人がバカです。 他にいくつも完結(打ち切り)した作品を見ましたがこんなものなので、ちゃんと話が畳まれると思う方が間違いということです

つまりなろう原作マンガは伏線回収はされないという前提で読まないとダメという経験談が今回のお話でございますです。 誰かの参考になればいいですね



はい、そんな感じで
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